ダイビング器材のオーバーホールの工程を簡単に解説します。
①器材到着後初期点検作業・・・エアー漏れ、故障個所、中圧値、外観のダメージ等をチェック
②分解工程・・・単に分解を行うのでなく、それぞれのパーツの汚れやダメージもチェック
③洗浄工程・・・細部に入っている塩の結晶など超音波洗浄機で綺麗に仕上げます
④吹上げ、グリスアップ・・・再度汚れなどをふき取り必要な個所にシリコングリスで綺麗に
⑤組立工程・・・Oリングや交換パーツなど組み込み仕上げていきます
⑥調整工程・・・ファーストステージの適正圧力とセカンドの圧力バランスなど最後は職人の感覚も重要
⑦エアー漏れ検査・・・ホースなど全体のエアー漏れやセカンドのフローの再調整
⑧出荷前検査・・・3回目のチェックが検査員によって最終のチェックを行います。
3回のチェックが当社の国内最初に行った6ヶ月保証の「自信」です。
また、交換後のパーツもお客様に返却致しますので安心です。
オーバーホールの工程 ~レギュレター編~ |
1、オーバーホール直前のレギュレーター | 2、中圧・高圧ホースを外す | 3、ファーストステージを洗浄の為分解 |
4、セカンドステージを洗浄の為分解 | 5、特殊溶液にて洗浄し超音波
洗浄機にて細部まで洗浄します |
6、水で溶液と汚れを洗い流す |
7、グリスアップ、組立、調整 | 8、エアー漏れテスト水没テスト後、出荷 | |
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▼洗浄前の状態 | ||
洗浄前の状態、溶液で潮を溶かし洗浄 |
内部に付着した潮 |
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▼洗浄後の状態 | ||
2nd内部パーツ |
1stステージ |
2ndステージ |
オーバーホール工程 ~インフレータ編・ゲージのエアー漏れチェック |
オーバーホール前の状態 | 分解して内部を洗浄 | 元通りに組み立て |
ジョイントを分解し極小O-リング部分を念入りに洗浄 磨きとグリスアップをします。
エアー漏れテストと洗浄し金属部も綺麗に
※ゲージ・水深計本体はオーバーホール出来ません